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【①】第三子の舌がハート舌?!舌小帯短縮症で歯医者を受診するまで。
こんにちは、maeです。
皆さんは、『ハート舌』とか、『舌小帯短縮症』という言葉を聞いたことがありますか?
我が家の第三子(長男)は、生後4ヶ月で舌小帯短縮症の手術を受けました。
この記事に辿り着いてくれた方の中には、「我が子の舌先がハートの形になっているけど大丈夫かな?」「舌を出すと舌先がヘビの様に割れている!」と心配になって検索された方もいらっしゃると思います。
この記事では、私が第三子の舌の異常に気付いてから、歯医者を受診するまでのことを書いていきます。
我が家の経験がどなたかの参考になれば幸いです。
生後2ヶ月で気付いた第三子の舌の異常
その日は突然訪れました。
第三子(長男)が生後2ヶ月のある日、たまたま舌をベーっと突き出したときに、舌先がハートのように、ヘビのように割れていて、私は心臓を掴まれた様にドキッとしました。
それまで、長男の口の中が見えたときに、舌先の真ん中がほんの少しだけくぼんで見えて、「ハートみたいで可愛いな」と密かに思っていたのですが、舌を伸ばすことがなかったので、そんなに激しく舌先が割れているとは思っておらず、とても動揺しました。
どんな風に割れていたかと言うと、こんな感じです。
舌先が割れてるし、舌を伸ばしても唇より前に舌が出てない?!
私は慌てて、第一子(長女)と第二子(次女)の赤ちゃんの時の写真を探しました。
同じ月齢の頃の舌が写った写真や動画がないか探したところ、割と苦労せずに見つかったのですが、それはふたりが舌をよくベーっと出して遊んだり笑ったりしていたからでした。
舌先が割れていないふたりの写真を見つけてショックだった事は、『第一子と第二子は舌先が割れていない』という事だけではなく、『この時初めて、第三子が全然舌を出さないことに気付いたから』でした。
何で気付かなかったんだろう、3人目なのに…。
とてもショックを受けながら次に頭に浮かんだのは、
あれ?こういう舌って何て言うんだっけ?・・・あ、ハート舌だったかな??
私の頭に浮かんだ『ハート舌』という言葉。
誰だったかは思い出せないけど、昔知り合いが、『自分の子供がハート舌だった』ということを言っていたような記憶があって、なんとなく頭に残っていたのでした。
すぐさま『ハート舌』とネットで検索をしたところ、正式な名称は『舌小帯短縮症』であることが分かりました。
舌小帯短縮症ってなに?
舌小帯短縮症というのは、舌の裏側にある筋=舌小帯が、生まれつき短かったり、舌先に近いところについているために舌の動きを制限される先天性の異常のことです。
舌小帯は舌の運動機能の調節や、舌の後退を調節する役割を担っているそうです。
舌小帯は全員にあるので、鏡で自分の舌の裏側を確認してもらうと分かると思います。
我が家の第三子は、泣いていると特に、このヒダ(筋)が舌先についていることが一目瞭然でした。
舌小帯で舌が引っ張られて、舌が全然上に上がってないな…
ちなみに、舌小帯短縮症は、乳児の約5%の割合で認められ、やや男児に多いのが特徴だそうです。
また、優性遺伝と言われていて、両親のどちらかが舌小帯短縮症だと、遺伝する可能性があるようです。
舌小帯短縮症だと、どうなるの?
まず、舌小帯短縮症は、程度によって、軽度、中等度、重度に分けられるそうです。
簡単な判定方法は、口を大きく開けた状態で、舌先を上あごにつけようとしたとき、どこまで上げられるかで判定する方法があるようです。
口の大きさ(縦の長さ)の1/2以上あげられたら「軽度」。1/2以下しか上がらない場合は「中等度」。下顎の歯よりも上がらないか、全く上がらない場合は「重度」と判定するそうです。
軽度であれば、障害は出ない場合が多いそうですが、中等度以上だと下記のような障害が起きる可能性があります。
- 舌を上手く使えないので、上手く哺乳ができず、体重が増えない。
- 授乳時、浅く吸ってしまったり歯茎を使って哺乳し、お母さんの乳首に痛みがある。
- 哺乳力が弱く、飲み残しがあり、お母さんが頻繁に乳腺炎になる。
- 離乳食をうまく飲み込めない。
- 舌足らずで発音が不明瞭になったり、話すときに舌がもつれる。
- アイスクリームなどを舐められない。
- 食べ物を左右や後方へ送り込むことが上手くできず、食べ物を口からこぼす。
- 舌の動きが影響し歯並びが悪くなる。
- 口呼吸になりやすく虫歯のリスクが上がる。
心当たりのあった第三子の舌小帯短縮症による症状
色々調べてみて、心当たりのある症状があり、私はハッとしました。
- ひとつめは、私の授乳時の胸の痛みでした。
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3人とも完全母乳での育児でしたが、第三子の授乳時、これまで感じたことのない痛みがあり、「初めての男の子だから、吸う力が強くてこんなに痛いのかな?」と疑問に思っていました。
そして舌の異常に気付いたときには、ちょうど乳輪の辺りにえぐられたような傷ができていて、乳頭保護クリームを塗りながら、毎回顔をしかめ、痛みに耐えて授乳をしていました。
授乳時の痛みや胸の傷も、第三子の舌の異常が原因かもしれないの?!と、とてもビックリしました。
- ふたつめは、第三子が授乳時によくむせて咳き込むこと。
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これも、第三子で初めての経験で、授乳時に毎回むせて咳き込むので、『飲むのが下手なのかな?』と心配していました。
舌が上手く使えずに飲み込むのに苦労していたのかな…
手術は必要?手術するなら何歳?
舌小帯は年齢とともに少し伸びるようで、軽度の場合は年齢とともに気にならなくなったり、舌を動かすトレーニングで改善が見られたりするようですが、中等度以上だと哺乳に問題が出たり、発音に障害が出たりすることがあり、その場合は手術が適応になります。
舌小帯短縮症についてネットで検索すると、歯医者や小児科のホームページの記事がいくつも出てきますが、『手術をした方がいいか』『手術するなら何歳でした方がいいか』など、手術に関しては医師によって見解が違うようでした。
また、やはり程度の差や、現状どの様な障害が起きているかによって、手術した方がいいのかどうかが変わってくるので、ハッキリした答えはないのだと分かりました。
それを踏まえた上で、手術に関してわかったことはこちらです。
- 哺乳に問題がある場合、新生児から手術する場合がある。
- 年齢が小さいほど、舌小帯が薄いので手術後の出血が少ない。
- 乳児の場合、基本的に局所麻酔にて日帰り手術を行えるが、1歳以降になると暴れると危険なため、年齢によっては全身麻酔での手術となり、2泊3日ほどの入院になる可能性が高い。
- 月齢が小さいと、麻酔・縫合なしで手術することもある。
- 年齢が大きくなってくると、舌小帯が太く大きくなっているので、出血が多くなったり、再度癒着する可能性が高くなる。
- 全ての歯医者で舌小帯短縮症の手術をやってくれるわけではない!診療してくれる歯医者を探す必要がある。
とにかく、一度診てもらわない限り、どうしたらいいか分からないままモヤモヤして、子供もどんどん大きくなってしまう。
舌小帯短縮症の手術をやっている歯医者を探して診てもらおう。
まとめ
いかがでしたか?
我が家の第三子が生後2ヶ月の頃、舌の異常に気付いて調べた結果、【舌小帯短縮症】である可能性が高く、色々ネットで調べた結果、手術した方が良いかどうかは、受診し舌の状態を確認してもらう必要があることが分かりました。
手術については、医師によって見解が違うものの、手術するなら早ければ早いほどリスクも低く本人のためになりそうなことも分かったので、我が家は“舌小帯短縮症の手術を行なっている歯医者”を探して受診することに決めました。
歯医者探しから受診、そして手術を決めるまでのことは、別記事にてまとめております。この記事の続きは、下記リンクをぜひ読んでいただけると嬉しいです。
それでは、また♩